
カリモク家具とのコラボで生まれた、ナラ材グリップのジェットストリーム 4&1。
家具づくりの端材を活かしたこのペンは、「木の経年変化が楽しめる」という触れ込みで話題になりました。
で、実際に使ってみた結果。

木軸グリップの変化は、ほぼありません。
なぜS20は変わるのに、カリモクは変わらないのか

同じ「木軸ペン」でも、パイロットS20のカバ材はあっという間にテロテロの艶が出ました。
この差は、塗装の違いで説明できます。
S20のカバ材は、樹脂を含浸させた上に薄い塗装。木の表面が比較的「むき出し」に近い状態なので、手の油分が直接木に染み込み、変化が早く出ます。
※S20の詳細はこちら

一方、カリモクのナラ材は、家具と同じウレタン塗装が施されています。ウレタン塗装は耐久性が高く、木材を湿気や汚れからしっかり保護する。つまり、手の油分が木に到達しにくい構造なんです。

これは「エイジングしにくい」のではなく、「家具と同じ品質で作られている」ということ。カリモクの名に恥じない仕上げです。
変化が出るには、もう少し時間がかかる

ウレタン塗装も永遠ではありません。家具でも、毎日手が触れるテーブルの端やイスの肘掛けは、数年で塗装が薄れて木本来の質感が出てきます。
ペンのグリップも、いつかウレタンの層が薄れ、ナラ材本来の表情が顔を出すはず。そのとき初めて、S20のような「木の艶化」が始まるのだと思います。

これは「変わらない」のではなく、「まだ変化の準備期間」。
家具と同じように、このペンも「年単位」で付き合う覚悟が必要です。
むしろ、その長さこそがカリモクらしい。
もっと詳しく知りたい方へ
S20の経年変化が気になる方はこちら。同じ木軸でも、変化の早さが全く違います。
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カリモクコラボの詳細レビューはこちら。
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